騎射「キシャ」と読みます。
馬に乗って弓を射つ事。一般には「流鏑馬(やぶさめ)」とよばれるものですね。
正確には「流鏑馬」は神事における一種目なので、その行為自体をさす呼び名ではないんです。
ちなみに「騎射三ツ物」といえば「流鏑馬、笠懸、犬追物」。
歴史の授業に出てきた気がします。
どんな風に射つのか、といえば
こんな感じ
かっこいいですよね。
ありがとうございます。
僕です(笑)
昨年「日本古式弓馬術協会 武田流流鏑馬」の奉納演武に参加させていただきました。
それはさておき
気づく方もいるとはおもいますが、騎射の最大の難点であり、特徴、といえば
手放しで馬に乗る
んですね。
流鏑馬の場合は流派などにより多少の違いはありますが、直線200〜300mほどの間に3回矢を放ちます。
スタート時こそ矢をセットした状態で走り出すので、手綱を持っておくことはできますが、
一射した後は次に射つための矢を弓に番える作業(射つ前に弓にセットすること つがえると読みます)があり、
結構忙しくなるので手綱を持つことはできないんです。
怖くないんですか?
と聞かれます。
もちろん
怖いです!
あくまでも個人の見解ですが、馬を知れば知るほど怖いです。
が、流鏑馬の場合、馬のコースが決まっていて、
「行くぜモード」
になっている馬は
だいたい
いや
ほぼほぼ
まっすぐ行ってくれます。
そんな不安に打ち勝って行う「流鏑馬」。
機会があったら見てみてくださいね。